Matsuura Sota Architects

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木立のように木を建てていく学びの舎

教室や廊下などそれぞれが壁によって明確に場所を決めていくのではなく、木柱を木立のように建てていくことで、それぞれの場所を緩やかに仕切ることや、繋ることの出来る環境を生んでいきます。場所ごとに粗密をつける木立は、粗の場所では緩やかな繋がりを持ちながら、密の場所では壁のように空間を仕切ったりと、様々な関係性を作ることが出来、子供たちの行動の支えとなります。無意識ながらにも木立の周りを駆け回ったり、寝転んだり、遊んだりとそれぞれの子供が心地よい場所や時間を見つけていく、出会いのある学びの舎です。

僅かな高さの変化が活動を誘発する学びの舎

新たな学びの舎では、木立の間に子供の体に合わせた、遊具のようなちょっとした段や、2階でも室内と連続する屋上、わずかに下がった掘り込まれた床を設けます。例えば掘られた床から見える景色は、子供たちの目線に草花が広がる独特な風景です。普段とは異なる目線や身体の変化対して、新たな興味や感覚を養う手助けになり、創造性を育む場所となります。

所在地 / 愛媛県
敷地面積 / 6,600㎡
延床面積 / 2,185㎡
構造 / 木造鉄骨造・2階建
構造設計 / Q & Architecture
共同設計 / 森元気建築設計事務所
      LEMON CRAFT
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